野球やサッカーなど、フィールド系スポーツで多く使われる人工芝。そのモノづくりの中で研究を重ね続けてきたのが、アスリートたちのケガを防止すること。摩擦による熱裂傷を低減させるものや、膝や関節への負担を減らすためのクッション性を高めたものなど、人工芝はプロスポーツの世界で鍛えられた安全性を身に纏っています。
激しく使用されるプロスポーツシーンで、約10年の耐用年数を想定したモノづくりを実現。
使用目的やシーンにあわせて、融点の高い素材やパイルの長さなどを工夫すれば、長期間メンテナンス不要で、張りを維持することができます。長期にわたり、天然芝では決して実現できない美しい発色と機能性を維持できることが、人工芝の最大の魅力です。
人工芝の仕組みは織物と似ています。目の細かさや繊細な縫い合わせなどが可能なため、大きさや形状、柔らかさや硬さなど、織機の特性や調整を工夫することで自由自在な作り込みができます。
カーペットメーカーとして創業した当社だからこそ継承する加工技術で、機能性とデザイン性を両立させた、新しい人工芝ニーズを創造します。
これまで限定的だった人工芝の使用シーン。それをもっと新しい使い道にまで広げるために、新しいモノづくりにチャレンジしています。
折り畳める人工芝、防草シートを組み合わせたハイブリッド型人工芝、カーペットクオリティのプリント加工など、ユーザーのニーズを取り入れながら、既成概念にとらわれないメーカー発信の新しい製品を、これからも市場に投入していきます。